知っておきたい!小型家電リサイクル法と熊本での正しい出し方
- support915789
- 10月10日
- 読了時間: 3分
家の中を整理していると、古いスマートフォンや使わなくなったドライヤー、電気ケトルなど、小型家電が出てくることがあります。これらを「燃えないごみ」として処分していませんか? 実はその出し方、誤りかもしれません。
日本では、2013年から「小型家電リサイクル法」が施行されています。この法律は、使用済みの小型家電に含まれる貴金属やレアメタルを回収・再利用するための仕組みを定めたものです。小さな電化製品にも、金・銀・銅・リチウムなどの資源が多く含まれており、それらを適正に回収することで、環境負荷の低減と資源の有効利用を目指しています。
■ 小型家電リサイクルの対象となるもの
熊本市では、以下のような家電が「小型家電リサイクル」の対象です。
携帯電話・スマートフォン
デジタルカメラ
ヘアドライヤー・ヘアアイロン
電気シェーバー
ポータブルゲーム機
ラジオ・時計・リモコン
充電器やコード類
これらはサイズが比較的小さいため、自治体や商業施設などに設置されている「回収ボックス」に入れることができます。
■ 熊本エリアでの出し方
熊本市や近隣の自治体では、市役所や区役所、スーパーなどに専用の回収ボックスが設置されています。ボックスに投入できるのは、電池やバッテリーを外した状態の小型家電です。リチウムイオン電池などは発火の危険があるため、必ず取り外して別途「有害ごみ」として出すようにしましょう。
ボックスに入らないサイズの家電や大量の回収を希望する場合は、専門業者に依頼するのが安心です。
■ 家電リサイクル法との違い
テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンなどの大型家電は「家電リサイクル法」の対象です。これらは市の回収ではなく、販売店や指定業者への依頼が必要です。一方、小型家電リサイクル法では、家庭から出る比較的小さな電子機器が対象となります。処分前にどちらの制度に該当するか確認することが大切です。
■ 捨てる前に「リユース」も検討を
壊れていない家電や、まだ使える状態のものは、処分ではなく「リユース(再利用)」も選択肢のひとつです。熊本エリアではリユース品の買取・再販売を行う店舗やサービスが増えています。使わなくなった家電を必要とする人のもとに届けることで、ごみを減らし、資源を循環させることができます。
地域密着で不用品回収やリユース活動を行っている リユース本舗 熊本西店 では、小型家電を含むさまざまな品目の回収・査定を行っています。壊れていても部品リユースや素材リサイクルができる場合があるため、捨てる前に相談してみるのもおすすめです。
■ まとめ
小型家電は「燃えないごみ」ではなく、リサイクル対象
電池・バッテリーを外してから回収ボックスへ
再利用できる家電はリユースで環境にも家計にも優しい
熊本でも「分けて出す」ひと手間が、資源を守る大きな一歩になります。この秋はおうちの小型家電を見直して、リサイクル・リユースを実践してみませんか?

コメント