意外と知らない?乾電池・スプレー缶の正しい捨て方【熊本エリア】
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- 10月15日
- 読了時間: 3分
日常生活の中で使うことの多い乾電池やスプレー缶。どちらも小さなものですが、誤った方法で捨てると火災や爆発の危険がある「有害ごみ」です。特に秋から冬にかけては、暖房器具や防虫スプレーなどを使う機会が増え、処分の機会も多くなります。今回は、熊本エリアでの正しい分別と安全な出し方を紹介します。
■ 乾電池は「有害ごみ」として分別を
熊本市では、乾電池(単1~単5・ボタン電池など)は「有害ごみ」に分類されています。これは、乾電池に含まれる金属(亜鉛、マンガン、水銀など)が環境に悪影響を与える可能性があるためです。
出し方のポイント:
「燃えるごみ」や「燃えないごみ」とは別の袋に入れる
テープで+−の両極を絶縁してからまとめる
回収日は月1回程度。地域の「有害ごみ」収集日を確認
また、ボタン電池や充電式電池(リチウムイオン電池)は、家電量販店やスーパーなどに設置されている「回収ボックス」で回収される場合もあります。
■ スプレー缶・カセットボンベの処分方法
スプレー缶やカセットガスボンベも「有害ごみ」の対象です。中身が残っていると発火や爆発の原因になるため、必ず使い切ってから出すことが重要です。
出し方のポイント:
必ず中身を空にしてから処分
穴あけはしない(現在は安全のため禁止)
他のごみと混ぜず、スプレー缶だけを別袋に入れる
収集日は乾電池と同様に「有害ごみ」の日
中身が残ってしまった場合は、屋外の風通しの良い場所でガスを抜くか、自治体や販売店に相談しましょう。
■ 絶対にやってはいけない処分方法
乾電池を「燃えるごみ」に混ぜる
スプレー缶を潰す・穴を開ける
バッテリー付き機器を分解して出す
これらは火災や爆発事故の原因となるため、絶対に避けましょう。熊本市でも、実際に収集車両の火災原因として「スプレー缶の混入」が報告されています。
■ リユース・リサイクルで環境にも優しく
使用済み電池の一部(金属やリチウムなど)は再資源化されています。また、スプレー缶のスチール素材もリサイクルが可能です。分別を守ることが、資源循環と環境保全につながります。
もし使わなくなった電池式家電(懐中電灯やラジオなど)が大量にある場合は、不用品回収業者に依頼するのもおすすめです。熊本エリアでは、地域密着で回収・分別・リユースまで対応する リユース本舗 熊本西店 があり、安全・確実な処理を任せられます。
■ まとめ
乾電池・スプレー缶は「有害ごみ」扱い
穴あけ禁止・使い切りが基本
月1回の専用回収日に出す
リユース・リサイクルで資源循環を意識
家庭でのちょっとした心がけが、地域の安全と環境保全につながります。この秋は、乾電池やスプレー缶の正しい出し方を見直してみませんか?

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