top of page
検索

ごみ出しの基本を見直そう — 2025年10月17日/熊本市での分別ルールと正しい出し方


2025年10月17日、今日は改めて「正しいごみの出し方」と「分別意識」を見直す日にしたいと思います。本稿では、熊本市におけるごみ分別の基本ルールや注意点、そしてリユース/リサイクルを促す視点も加えてご紹介します。清掃事業やリユース事業を手がけるものとして、正しい情報を伝えることを重視した内容です。

1. 熊本市ごみ出しの三原則と基礎ルール

熊本市では、ごみを出すときのルールとして、まず 「決まったごみを、決まった日に、決まった場所に」 出すことが強調されています。 (熊本市公式サイト)この三原則を守ることで、収集業務が滞りなく行われ、ごみステーションの混乱や散乱を防げます。

また、収集日や種別は 家庭ごみ・資源収集カレンダー を確認するのが基本です。カレンダーは区役所などで配布されており、スマートフォンアプリでも確認・アラート機能付きで利用できます。 (熊本市公式サイト)

2. 各種ごみの分類と出し方のコツ

以下、主なごみの種類ごとに、熊本市でのルールや注意点をまとめます。

(1)燃やすごみ(可燃ごみ)

  • 生ごみ、紙くず、プラスチック製品、布くず、木くず、ゴムくずなどが含まれます。 (higomaru-call.jp)

  • 専用の 指定ごみ袋(有料) に入れて出します。袋の口はしっかり結び、汁漏れや飛び散りを防ぐように注意しましょう。 (higomaru-call.jp)

  • 生ごみは水切りをしっかりしてから出すのが基本です。 (kumamoto-ebisu.com)

  • 指定袋に入らないサイズのもの(大型なもの)は「大型ごみ扱い」になります。 (kumamoto-ebisu.com)

(2)資源物・再資源化対象

  • 新聞紙、段ボール、紙パックなど → 種類ごとにたたんでひもで十字にしばる(紙パックは中を洗って乾かして) (higomaru-call.jp)

  • プラスチック容器包装(「プラ」マークのあるプラスチック容器や包装) → 透明な45L袋で出す(汚れがひどければ燃やすごみ扱い) (higomaru-call.jp)

  • 空きビン・空き缶、金属類、古着なども資源物扱い。空きビン・空き缶は同じ袋に入れても良いことがあります。 (higomaru-call.jp)

  • ペットボトル → ふたとラベルを外し、中を軽くすすいでつぶす → プラスチック容器包装とは別区分で収集されます。 (higomaru-call.jp)

(3)特定品目・有害ごみ

  • 蛍光管、水銀体温計・血圧計、ガス缶・スプレー缶、ライター、電池類などは別扱い。透明袋に入れてまとめ、壊れやすいものは新聞紙などで包んで出すと良いでしょう。 (higomaru-call.jp)

  • 電池類などは、さらに小さな透明袋に分けて出す指示がある場合もあります。 (higomaru-call.jp)

(4)大型ごみ(粗大ごみ扱い)

  • 家具、家電、長尺物など、通常の指定袋に入らないものは 大型ごみ・粗大ごみ として処理が必要です。 (熊本市公式サイト)

  • 熊本市では、大型ごみを出す際 「ごみゼロコール(0570-00-5374)」 に事前申し込みが必要です(有料の戸別収集) (熊本市公式サイト)

  • また、シール表示や処理券の貼付が必要な自治体もありますから、申込み時の指示に従いましょう。 (kumamoto-kataduke110ban.com)

3. ごみ出しのマナーと注意点

  1. 早朝・収集時間直前に出さない ごみステーションが乱れる原因になるため、指定時間を守って早めに出すよう心がけましょう。

  2. 分別ミスを避ける 可燃ごみ袋に資源ごみが混ざっていると、回収されないこともあります。特にプラスチック、紙、金属などは分けて出すようにしましょう。 (熊本市公式サイト)

  3. 雨天・風対策 風で散乱したり、袋のなかの中身が濡れたりしないよう、雨天時は別の方法(屋根下置きなど)を検討する必要があります。

  4. 長さ・鋭利なものの包装 板材や金属・ガラスなど鋭利なものは、新聞紙や古布で巻いて安全に包んで出すと良いでしょう。

  5. 清掃・美化意識をもつ 散乱しないようにゴミ出し場を清潔に保つ、袋の結び方を丁寧にするなど、ご近所への配慮も大切です。

4. “捨てる”前に「リユース・再利用」を考える

ただ捨てるだけでなく、使えるものは再利用・リユースを考えることで、ごみ量の削減につながります。事業者としては、不要家具・家電を買取・引き取りする形態を整備し、できるだけ資源を流通に戻すよう促したいものです。

特に、壊れていない家具・家電・日用品は中古市場や地域の交換会に出す、またはリユースショップに引き取ってもらうよう、日頃から意識を持つことが重要です。そうした取り組みは、自治体によるごみ処理費削減にもつながります。

(この点に関して、当社でも回収サービスを行っております。詳細は「リユース本舗 熊本西店」公式サイトをご参照ください。 https://www.reuse-kumamotonishi.com/ )

5. まとめ・今日から始めたいこと

本日10月17日を機に、以下のような取り組みを始めてみてはいかがでしょうか:

  • ごみ出しの三原則を家族・同居者と共有して守る

  • ごみカレンダー・アプリを使って収集日・種別を迷わず確認

  • 資源物はしっかり分別、汚れや混合を避ける

  • 不要品はリユース・買取可能な形で出す(粗大ごみ回収よりも前段階で)

  • ごみ出しマナーを守り、ステーション周辺を清潔に

正しく分別し丁寧に出すことは、「地域の美化」「資源の有効活用」「処理コストの軽減」に繋がります。熊本市で暮らす皆さまにも、ぜひ意識を高めていただきたいところです。

今後も、地域に密着したごみ・清掃・リユースの情報を発信してまいります。ご関心・ご質問があれば、いつでもお知らせください。


 
 
 

最新記事

すべて表示
年末大掃除で失敗しない!熊本エリアのごみ分別と出し方の基本

12月下旬になると、年末大掃除に取りかかるご家庭が一気に増えます。普段は少しずつ出しているごみも、この時期は量が増え、種類も多くなりがちです。分別を間違えると「収集されない」「出し直しになる」といったトラブルにつながるため、正しい知識を持って対応することが大切です。 年末に多いごみの種類 年末の大掃除で特に多く出るのは、以下のようなごみです。 ・古い衣類や布製品・壊れた家具、カラーボックス、椅子な

 
 
 
早めの仕分けと無理をしない処分計画

12月24日を迎え、年末の大掃除や片付けが本格化する時期になりました。熊本エリアでも、この時期は家庭から出るごみの量が一気に増え、それに伴い「分別ミス」による収集トラブルが多く見られます。今回は、年末に特に注意したい可燃ごみ・不燃ごみの分別ポイントについて解説します。 まず、 可燃ごみとして出せるもの は、生ごみ、紙くず、布類、木製品などが基本です。ただし、同じ素材でもサイズや形状によっては粗大ご

 
 
 
年末年始のゴミ出しについて

年末が近づく12月下旬は、熊本エリアでも大掃除や片付けによって、ごみや不用品が一気に増える時期です。普段は意識していなくても、この時期になると「これは燃えるごみ?」「粗大ごみになるの?」と迷う場面が多くなります。今回は、年末に特に注意したいごみの出し方と分別のポイントについて解説します。 まず重要なのが、 年末年始はごみ収集日が通常と異なる場合がある という点です。熊本市を含む多くの自治体では、年

 
 
 

コメント


bottom of page