12月下旬になると、年末大掃除に取りかかるご家庭が一気に増えます。普段は少しずつ出しているごみも、この時期は量が増え、種類も多くなりがちです。分別を間違えると「収集されない」「出し直しになる」といったトラブルにつながるため、正しい知識を持って対応することが大切です。 年末に多いごみの種類 年末の大掃除で特に多く出るのは、以下のようなごみです。 ・古い衣類や布製品・壊れた家具、カラーボックス、椅子など・使わなくなった家電製品・大量の紙ごみ（雑誌、段ボール、書類）・キッチン周りの不燃物（鍋、フライパンなど） これらを一括りにして出してしまうと、分別ルール違反となる可能性があります。 燃えるごみ・燃えないごみの基本 衣類や布類は自治体によって「燃えるごみ」または「資源物」として扱われます。熊本エリアでも地域差があるため、必ずお住まいの自治体の分別表を確認しましょう。金属製品やガラス製品は、多くの場合「燃えないごみ」に分類されます。 家具・大型品は粗大ごみ扱い タンスやベッド、ソファなどの大型家具は、通常のごみ集積所には出せません。粗大ごみとして事前申込が必要なケースがほとんどです。年末...

12月24日を迎え、年末の大掃除や片付けが本格化する時期になりました。熊本エリアでも、この時期は家庭から出るごみの量が一気に増え、それに伴い「分別ミス」による収集トラブルが多く見られます。今回は、年末に特に注意したい可燃ごみ・不燃ごみの分別ポイントについて解説します。 まず、 可燃ごみとして出せるもの は、生ごみ、紙くず、布類、木製品などが基本です。ただし、同じ素材でもサイズや形状によっては粗大ごみ扱いになる場合があります。例えば、大きな木製家具や分解できない収納棚などは、可燃ごみには出せません。無理に小さくしようとするとケガの原因にもなるため注意が必要です。 一方で、 不燃ごみ には、金属類、ガラス製品、陶器類などが含まれます。年末の片付けでは、割れた食器や使わなくなった調理器具が出やすいですが、可燃ごみに混ぜてしまうと収集時の安全面に問題が生じます。新聞紙などで包み、「割れ物」と表示するなど、自治体ルールに沿った出し方を心がけましょう。 年末に分別ミスが増える理由の一つが、「時間に追われて確認を省略してしまうこと」です。しかし、ごみが回収されずに残ってしまうと、年末年始を挟ん...

年末が近づく12月下旬は、熊本エリアでも大掃除や片付けによって、ごみや不用品が一気に増える時期です。普段は意識していなくても、この時期になると「これは燃えるごみ？」「粗大ごみになるの？」と迷う場面が多くなります。今回は、年末に特に注意したいごみの出し方と分別のポイントについて解説します。 まず重要なのが、 年末年始はごみ収集日が通常と異なる場合がある という点です。熊本市を含む多くの自治体では、年末年始に収集日が前倒し・後ろ倒しになったり、収集自体が休止されることがあります。必ずお住まいの自治体の公式情報を事前に確認し、収集日に合わせて計画的にごみをまとめることが大切です。 次に、年末に増えやすいごみの代表例が「粗大ごみ」です。古くなった家具、使わなくなった家電、壊れた収納用品などは、通常の家庭ごみとしては出せないケースがほとんどです。無理に解体して出すと、収集不可になったり、ケガにつながる恐れもあります。粗大ごみはルールに従い、正しい方法で処分しましょう。 また、 分別を意識することで処分がスムーズになる のも年末整理のポイントです。紙類、金属類、プラスチック製品などは、混ぜて...